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お知らせ

◆Rakuten WiFi Pocket 2 本体価格1円キャンペーン

 自宅でWiFiを使いたい場合、手軽なWiFi環境をつくれる代表格がWiMAX。光回線と違って工事不要で、家にWiMAX機器が届くと直ぐに使えます。一定の条件をクリアしていれば、月間のデータ通信量に上限がありません。

 そして、楽天モバイルも楽天回線で通信している限り、データ通信量に上限がありません。

 それなら、「楽天モバイルUN-LIMITをWiMAXの代わりに使ってはどうか?」と考える人も多いのではないかと思います。

 結論としては、Rakuten UN-LimitはWiMAX等の代わりになります。

 楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)は、月額0円~3,278円(税込)で使えるので、WiMAXよりも安く使えて、解約時の違約金もありません。しかも3ヶ月無料で使えます。

 この記事では、楽天UN-LIMITに申し込む前に、一応WiMAXとの違いを知っておこうという趣旨で書いています。

(2021年夏からWiMAX+5G が出始めていますが、まだまだ5Gエリアが狭く、料金も高めということもあって、今回の記事では触れていません。ただ、3日間10ギガ制限や4Gの月7GB制限などが緩和されているので、WiMAX+5Gは より使いやすくなっていると思われます。)

楽天モバイルUNーLIMITとWiMAX 2+の比較

 WiMAXの本家はUQ WiMAXで、プロバイダー各社がそれぞれサービスを提供しています。GMOとくとくBB WiMAX、Broad WiMAX、Biglobe WiMAX等、それぞれ看板は違いますが、WiMAX 2+の通信品質はどこを選んでも同じです。

 そこで、一番人気のGMOとくとくBB WiMAXを例に楽天モバイルと比較してみました。

楽天モバイル WiMAX 2+
プラン UN-LIMIT Ⅵ GMOとくとくBB(月額割引)
データ容量 ・楽天回線エリア:無制限
・パートナー回線エリア:5GB/月
・WiMAX 2+:上限なし
・LTE:7GB
速度制限 10GB/日。10GB超えたら速度制限3Mbps以下に。翌日0時に制限解除。

10GB/3日。翌日18時頃~翌々日2時頃まで速度制限1Mbps以下に。
LTE 7GB超えると翌月1日まで128kbpsに速度制限(WiMAX2+、LTEの両方)。

月額料金 0円~税込3,278円 税込3,887円(38ヶ月分と事務手数料を含め月平均。端末受取月は日割りだが満額で計算)
※キャッシュバック型も ほぼ同額
契約期間 なし 3年(自動更新)
違約金 なし ~12ヶ月目:20,900円
13~24ヶ月目:15,400円
25~36ヶ月目:10,450円
37ヶ月目:0円
38ヶ月目~:10,450円
※税込
参考 ⇒ 楽天モバイルUN-LIMIT ⇒ GMOとくとくBB(月額割引キャンペーン)
⇒ GMOとくとくBB(キャッシュバックキャンペーン)

楽天UN-LIMITの通信速度はWiMAXに負けてないが、今後どうなるかは……

 通信速度については、場所や時間帯、ルーターや端末の性能によっても大きく左右されるので一概に言えませんが、混雑時間帯でなければWiMAXも楽天UN-LIMITも20Mbps以上の速度は期待できます。

 楽天UN-LIMITもWiMAXも100Mbps超えの速度を記録している方もいるので、楽天UN-LIMITもWiMAXに負けてはいないようです。

 実は、私の地域では以前はRakuten UN-LIMITの下りが10Mbps~20Mbps程度だったのですが、最近は20Mbps~40Mbpsと通信速度が上がってきています。

 2021年7月10日現在の楽天回線エリアが日本全国の隅々までカバーしているわけではないので、この先どれくらいの通信品質を保ってエリア拡大していくかはわかりません。しかし個人的には期待したいところです。

楽天UN-LIMITの速度計測

データ容量、速度制限は楽天UNーUNLIMITが有利!?

WiMAXは、LTE回線7GB超えると、翌月1日まで128kbpsの激遅い通信制限がある

 WiMAX2+は、3日間で10GBを超えると通信速度1Mbpsに制限されます(翌日18時~翌々日2時)。日中に利用する方は全く影響を受けないことになりますし、1Mbpsという通信速度もスマホで動画を視聴する程度なら特に問題はありません。

 ただ、WiMAXにはLTE 7GB制限というのがあります。ちょっと話は複雑になるのですが、WiMAXルーターは、①WiMAX2+用回線と②LTE回線の両方の電波を通信できるようになっています。②LTE回線のエリアは日本全国津々浦々までカバーしていて使いやすいのですが、7GB/月の制限があります。7GBを超えると128Kbpsの速度制限をされて翌月1日まで制限解除されません。②が制限されると①も制限されます。

 これが結構大きな弱点になってはいるのですが、長年WiMAXが安定した高品質なサービスを提供してこれたのも、こうした品質管理の賜なので……仕方がありません。

(WiMAX+5G では通信制限に関して緩和されています)

楽天UN-LIMITは楽天回線エリア10GB/日、制限速度3Mbps、制限解除は翌日0時

 楽天UN-LIMITは楽天回線であれば、ほぼ上限なく使えます。1日10GBを超えると、制限速度3Mbps以下になりますが、その程度であれば結構使えます。そして制限解除は翌日0時です。つまり、23時に10GB超えた場合は、1時間程度3Mbps以下に速度制限がかかるだけです。

 パートナー回線(au回線)は、高速通信5GB/月まで使えて、それを超えると1Mbps以下の制限速度(低速)になります。低速での容量制限は特にないので事実上、使い放題です。

 現在パートナー回線のみの地域では、月5GBしか高速通信が出来ないので、月3,278円(税込)は微妙ですが、3ヶ月無料で試せるので、その間に楽天回線が使えるようになる場合もあります。

楽天UNーLIMITは、月額料金が安く、契約期間もなく、違約金もない

月額料金:楽天UN-LIMIT 0円~3,278円、WiMAX 4,000円前後

楽天モバイルUN-LIMITの月額料金は、

  • 1GBまで:0円
  • 3GBまで:980円(税込1,078円)
  • 20GBまで:1,980円(税込2,178円)
  • 20GB以上:2,980円(税込3,278円)

 非常にリーズナブルな価格設定になっていて、ほとんど使わない月は料金ゼロ円、支払のムダがありません。

 それに対してWiMAXは、業界最安のGMOとくとくBBで税込4,000円近くになります。キャッシュバック額がキャンペーンによって変動するので正確ではありませんが、3年間の初期費用等を含めた総額から月平均を算出すると4,000円程度になります。

違約金: 楽天UN-LIMIT 無し、WiMAX 最大20,900円(GMOとくとくBB)

 楽天モバイルUNーLIMITは、最低利用期間も設定されていませんし、いつ解約しても違約金・解約金はかかりません。申し込み時の事務手数料も必要ありません。各種変更手続料金もゼロ円になっています。

 WiMAXを扱うプロバイダー各社は、更新月以外の解約は違約金・解約金を設定しています。GMOとくとくBB WiMAXを例にとると、上記の表にもありますが、最大20,900円(1~12ヶ月目)かかります。BIGLOBE WiMAXのように1年縛りで、途中解約でも違約金1,100円の例もありますが、BIGLOBE WiMAXは端末代金は有料で月額料金も高めです。ちなみに、WiMAXプロバイダー各社の申込み事務手数料は3,300円必要になります。楽天UN-LIMITは初期費用も無料です。

楽天UN-LIMITの注意点

 楽天UN-LIMITはワイマックスに比べて良いことずくめのように見えますが、デメリット・不安材料はないのでしょうか?

 やはり、一番の不安は楽天回線のカバーエリアです。楽天回線を掴めなければパートナー回線(au回線)に切り替わるのですが、月5GBの制限がありますし、それを超えると低速1Mbpsになります。ノートPCで使うのであれば、2~3Mbps以上は欲しいところです。

 また、楽天回線エリアであっても、パートナー回線を掴むこともあります。同じ場所でも電波状況が悪化するのでしょうか?、実際に使ってみると、パートナー回線に切り替わってしまうことがあります。

 楽天モバイルの以前の発表によると、2021年の夏頃までに人口カバー率96%を目指しているとのことで、急ピッチでエリア拡大をしているとは思いますが、地方によってはパートナー回線しか使えない場所が残りそうです。

 さらに、楽天回線が人口カバー率70%を超えた地域は、パートナー回線を打ち切り、楽天回線のみになっていきますので、急に使えなくなる場所が出てきそうです。

楽天モバイルUN-LIMITで使えるモバイル・ルータ-

Rakuten WiFi Pocket 2:実質ゼロ円で使える

Rakuten WiFi Pocket2:税込7,980円がキャンペーンで1円

さらに、キャンペーン中なのでUN-LIMIT契約で5,000P還元です。

  • 連続通信時間:WiFiテザリング 10時間
  • 対応バンド: 1,3,8,11,18,19,21,28,41
  • 大きさ・重さ:94.5×61.2×17.1mm、100グラム
  • 標準SIM×1

バッテリーは取り外し出来るのですが、別売りで販売してくれるのかは不明です。

このRakuten WiFi Pocketは標準SIM対応機なので、SIMを取り外して他のスマホで利用する場合は、nanoSIM等への交換が必要になりますが、無料で交換してれます。

⇒ 楽天モバイル対応ルーター

Aterm MP02LN:コンパクトで軽い!

Aterm MP02LN:税込13,800円

キャンペーン中の特典で楽天UN-LIMIT契約で5,000ポイント還元されるので、実質8,800円

  • 連続通信時間:WiFiテザリング 10時間
  • 対応バンド:1,3,19,26
  • 大きさ・重さ:50×91×12mm、71グラム
  • nanoSIM×1

非常に軽くてコンパクトなので、持ち運びに便利です。電池パックは販売しているので手に入ります。充電しながらの利用はバッテリーを傷めるので基本向いていないのですが、この機種には「ロングライフ充電」という機能があり、電池残量が約70%になったところで充電を停止させることができます。この機能を上手く活用すると充電池パックの劣化を最小限にすることが出来そうです。

⇒ 楽天モバイル対応ルーター

Aterm MR05LN RW:別売りのクレードルを使えば有線LANも使える

Aterm MR05LN:税込23,800円

キャンペーン中の特典で楽天UN-LIMIT契約で5,000ポイント還元されるので、実質18,800円

  • 連続通信時間:WiFiテザリング 14時間
  • 対応バンド:1,3,8,11,17,18,19,21
  • 大きさ・重さ: 63×115×11mm、115グラム
  • nanoSIM×2

 別売りのクレードルを使えば、自宅で、デスクトップパソコンなどLANケーブルで接続すれば充電しながら、高速通信も可能です。

 SIMが2枚挿すことができるので、楽天回線不安定になっても他社のSIMに切り換えて使うこともできます。

⇒ 楽天モバイル対応ルーター

まとめ:リスクが小さいので申し込まないと損!

楽天UN-LIMITのメリット
  • 解約金・違約金がないのでいつでも解約できる
  • データ容量1GBまでなら月額ゼロ円、使わなければ維持費がかからないので解約する必要がない(半年に一度は使う必要があります)
  • プラン料金が3ヶ月無料
  • 楽天回線を掴めば、ほぼ高速データ使い放題(20GB超えると3,278円)
  • パートナー回線の低速1Mbpsでもデータ使い放題(20GB超えると3,278円)
  • 通信速度が20Mbps~40Mbpsなので快適に使える(楽天回線)
楽天UN-LIMITのデメリット
  • パートナー回線エリアだと月5GB、超えると低速1Mbpsになる
  • 楽天回線エリアでも楽天電波を掴まずパートナー電波になる可能性がある

 楽天モバイルUN-LIMITは、申込み事務手数料も必要なく、解約金・違約金もないので気軽に申し込めます。

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