楽天モバイルで１円で手に入るRakuten WiFi Pocket Platinumを自宅でホームルーターのように使いたい人は多いはずです。しかし、バッテリー内蔵型のモバイルルーターを充電しっぱなしで使い続けるのは危険では？と不安になりますよね。
結論として、リスクをゼロにはできませんが、適切な対策をすれば据え置き運用は十分に可能です。
本記事では、できるだけ安全に使うための具体的な方法をまとめて解説します。
目次
1 Rakuten WiFi Pocket Platinumは据え置き運用できる？結論と前提
バッテリー内蔵型ルーターの特性
モバイルルーターは携帯性を重視しているため、ホームルーターのような放熱設計にはなっていません。充電しながら通信すると内部温度が上がりやすく、バッテリー劣化の原因になります。
リスクはゼロではないが、工夫すれば安全性は大幅に上がる
発熱管理・満充電の回避・設置環境の最適化を行えば、据え置き運用は十分可能です。
2 充電しっぱなしが危険と言われる理由
リチウムイオン電池の弱点
- 高温に弱い
- 満充電状態が続くと劣化しやすい
- 劣化が進むと膨張のリスクがある
モバイルルーターは放熱が弱い
スマホよりも放熱設計が弱く、充電しながら通信すると温度が上がりやすい構造です。
3 安全に据え置き運用するための5つの対策
① 低出力（5V1A）の充電器を使う
急速充電器は発熱しやすいため、昔のiPhone付属の5V/1Aアダプタのような低出力充電器が最適です。
おすすめの5V1A充電器はこちら：
② スマートプラグで“タイマー充電”にする
満充電状態を避けるため、深夜2〜3時間だけ充電し、あとは給電のみで運用するのが最も安全です。
おすすめのスマートプラグ：
| 製品名 | 特徴 | リンク |
|---|---|---|
| TP-Link Tapo P105 | タイマー精度が高く、アプリが使いやすい | |
| TP-Link Tapo P110M | 電力モニタリング対応 | |
| SwitchBot プラグミニ | 電力計測が優秀で安定性が高い |
③ 風通しの良い場所に置く（縦置き推奨）
布の上はNG。スタンドで縦置きにすると放熱効率が上がります。夏場は小型USBファンで軽く風を当てるのも効果的です。
④ 窓際に置くときの注意点（東北・北海道の冬は結露リスク）
冬の窓際は冷えすぎると結露が発生し、内部ショートの原因になります。窓から5〜15cm離して設置しましょう。
⑤ バッテリーの状態を定期チェック
- 膨張していないか
- 裏蓋が浮いていないか
- 異常な熱を持っていないか
4 実際の設置例（自宅での最適な配置）
窓から5〜15cm離し、スタンドで縦置き。深夜2時間だけ充電し、夏は小型ファンを併用すると安全性が高まります。
5 おすすめのスマートプラグ・充電器まとめ
6 安全対策をすればホームルーター化は十分可能
発熱管理・満充電の回避・設置環境の最適化を行えば、Rakuten WiFi Pocket Platinumを自宅で安全に据え置き運用できます。スマートプラグと低出力充電器を活用し、バッテリーを長持ちさせながら快適に使いましょう。
Rakuten WiFi Pocket Platinumは5Gに未対応なのですが、5G対応スマホarrows we2（MNPで１円）のテザリング機能を使った固定回線化の記事も興味があれば参考にしてください。
なぜarrows We2を選んだかというと、バッテリーの劣化を防ぐための特別な機能「ダイレクト給電」と充電量を約80%前後に制限する「電池長持ち充電」が搭載されているのでバッテリー劣化を最小限に抑え、長期間運用に使える工夫が施されています。さらにMNPで１円なので負担額が無いに等しいので、外出時はサブスマホ兼WiFIルーターとして活躍してくれます。
