
WiMAX2+WiFiルーター(通称WiMAX)は人気があって、利用者も多いのですが、速度制限トラブルで悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
WiMAX2ルーターは、ある一定量以上のデータ通信を行うと速度制限を行っています。
WiMAX2+ルーター を契約するときには、それほど気にしていなくても、実際に使ってみると「ギガ放題」コースで契約しているのに、「どこがギガ放題なのかしら?」と思えるほど直ぐに速度制限がかかってしまうことがあります。
ここでは押さえておきたいWiMAX2+の速度制限のトラブルと対応策について、まとめてみました。
急にWiMAXが遅くなって、PCでは使い物にならないレベルになったら、それは128kB制限にかかっています。翌月1日にならないと速度制限は解除されません。
今すぐに、何とかしなければならない場合、①お手持ちのスマホでテザリングするか、②近くのWiFiスポットに逃げ込んで一時しのぎするのが良いと思います。
注意点としては、フリーWiFiはセキュリティが甘いので危険です。
とりあえず、以下のところだけでもチェックしてみてください。

目次
WiMAX2+ルーター の速度制限の種類(ギガ放題プラン)
WiMAX2+ルーターは、各社からサービスが提供されています。「UQ WiMAX」、「Broad WiMAX」、「GMOとくとくBB WiMAX2+」、「BIGLOBE WiMAX2+」、「nifty WiMAX」等々。
WiMAX2+サービスの本家はUQ WiMAXで、他社は本家UQ WiMAXの代理店として、看板を変えてサービス提供しています。
そのため、端末も共通、サービスエリアも共通です。通信品質がどこも同じです。なので、速度制限に関しても共通しています。
ここでは「ギガ放題プラン」を契約しているにも関わらず、速度制限されてしまう方を念頭に、「ギガ放題プラン」の速度制限を中心にまとめます。
速度制限は主に2種類あります。
- 直近3日間で10GB(「WiMAX 2+」と「au 4G LTE」のデータ量の合計)を越えた場合
- ハイスピードプラスエリアモードで月間7GBを超えた場合
まず、この2つの速度制限について説明していきます。
速度制限①:直近3日間で10GB以上(WiMAX2ギガ放題プラン)
「ギガ放題プラン」という名前から「容量を気にせず使える」「速度制限なし」という宣伝がなされており、「どれだけ使っても速度制限をかけられることなくつかえる」という印象があるかと思います。
ところが、WiMAX2+のギガ放題プランでも、速度制限の対象となる場合があります。


確かに、ギガ放題では月間の総使用量での速度制限はありません。ところが、連続3日間の合計使用量が10GB以上になると、その翌日(4日目)が速度制限の対象になります。
- 制限時間については、翌日18時頃~26時頃。
- 制限後の最大速度は約1MbpsでYouTube動画の標準画質レベルが視聴可能な速度
この速度制限①に関しては、それほど困らないという意見もあります。夜だけの速度制限なので、日中をメインに使われている方は気にならないかもしれません。
しかし問題は、次の速度制限②です。
速度制限②:ハイスピードプラスエリアモードで月間7GBを超えた場合(WiMAX2 ギガ放題プラン)
そもそも「ハイスピードプラスエリアモード」って何だろう? とても長~い名前なので、多くの方は理解不能のままに契約したに違いありません。
または、小さな字で注釈として書かれているため、ほとんど気付きません。
とても重要事項なのですが、この点を強調すると、モバイル的使い方をする人は、WiMAXを選択しないかも知れません。
WiMAXルーターには、通信モードが2種類ある
実は、WiMAXルーターには、通信モードが2種類あります。
- ハイスピードモード(電波は WiMAX2+)⇒ サービスエリアが狭い⇒3日10GB制限
- ハイスピードプラスエリアモード(電波は au 4G LTE)⇒サービスエリアが広い⇒ 7GB制限
ギガ放題プランの「ギガ放題」対象はハイスピードモードのみ、サービスエリアも狭いのが難点
ギガ放題プランの「ギガ放題」は、ハイスピードモード(電波は WiMAX2+)での話で、確かに月間の総使用量での速度制限はありません。しかし前述したように、直近3日間で10GB以上で制限があります。
しかも、注意しなければならないのは、「直近3日間で10GB以上」制限は、「ハイスピードモード」と「ハイスピードプラスエリアモード」の合計です。
さらに、ハイスピードモードはサービスエリアが狭いです。エリアマップでは利用可能になっていても実際には、建物の中、高い所、移動車輌には弱いです。
au 4G LTE の「ハイスピードプラスエリアモード」でなければ、電波の届かないところが沢山あります。
もし、このWiMAXルーターを色んな場所で使えて、サービスエリアを意識しないで使えているなら、それはきっと、「ハイスピードプラスエリアモード」に切り替えたままで利用しているからかもしれません。
「ハイスピードプラスエリアモード」で7GB越えると「ハイスピードモード」も当月中ずーっと128KBに制限される ⇒ 翌月1日に制限解除
確かに、このハイスピードプラスエリアモードは、au 4G LTE なので、auスマホと同じ周波数帯を利用しているため、通常の生活圏ではどこでも電波をつかむことができます。
そのため、「ハイスピードプラスエリアモード」の設定のままで利用していると、大変便利なのですが、データ量が7GBを越えてしまうと、当月中は128KBの速度制限がかかってしまいます。
こうなると、「ハイスピードモード」に切り替えても128KBの速度しか出ません。当月中はずーっと128KBのままです。「ハイスピードモード」と「ハイスピードプラスエリアモード」の両方が速度制限されます。
128KBのスピードで出来ることは限られています。文字テキストでのメールのやり取りなら大丈夫だとは思いますが、ほとんど使い物にならなくなります。

WiMAX2+ルーター の速度制限(128KB)の解決策はあるのか?
では、WiMAXルーターが速度制限128KBになってしまった場合、速度制限を解除する方法はあるのでしょうか?
残念ながら、今現在は用意されていません。
追加料金等での解決策があるかどうかの質問に対しても、UQコミュニケーションからの応えは、
7GB制限となった場合に、追加料金を支払いすれば制限解除ができるようなサービスはありますか?現在のところ、そのような解除の仕組みはご用意しておりません。
①公衆無線LAN、WiFiスポットの活用 ⇒ セキュリティに注意
WiMAXルーターが128KBの速度制限にかかったら、PCでは ほとんど使えないのと同じなので、「今日、どうしようか?」という緊急ならば、まずはWiFiスポットを活用するのが良いと思います。
ここで注意しなければならないのが、フリーWiFiはセキュリティが甘いので、そのまま使ってはいけません。(後で説明しますが、VPN接続を活用するのが一番です。)
docomo、au、SoftBank契約者は無料でセキュアなWiFiを利用(主にスマホ端末のみ)
もし、スマホがdocomo、au、SoftBankであれば、無料で使えるセキュア(安全な状態)なWiFiが提供されていますので、それを活用します。ただし、無料で使えるのは主にスマホ端末のみです。
docomo、au、SoftBank契約者でもPC利用ならセキュアWiFiは有料(一部無料)
WiMAXを利用する目的のひとつはノートPCだと思います。
ノートPCやタブレットでセキュアなWiFを利用したい場合は、ドコモは有料、au、ソフトバンク(ワイモバイル)は一部有料です。
キャリア決済なので申込みがラクですが、有料になる場合はチョット残念ですね。
ちなみに、私は「au ピタットプラン」なのですが、登録してみると無料でした。プランによって無料になるので調べてみましょう。とりえず無料期間があるなら即加入して緊急避難しましょう。
- docomo Wi-Fi 330円/月 登録後、即使用可(初月無料)
- au Wi-Fi 330円/月 登録後、即使用可(初月無料)
- ソフトバンクWi-Fiスポット 514円/日 登録後、即使用可(ソフトバンクユーザー以外も利用可)
急ぎの場合には、とりあえず契約してネット環境を確保するのが一番です。初月無料なら少し負担感が楽になります。
格安SIM契約者のPC利用ならセキュアWiFiは有料オプションで(一部無料)
格安SIM契約者なら、MVNO(格安SIM会社)の有料オプションで利用できます。
- mineo WiFi by エコネクト 398円 最大2ヶ月無料(全国100,000ヵ所)
- UQモバイル ギガぞう 385円/月、509円/月 最大4ヶ月無料
- IIJmio WiFi by エコネクト 398円/月 最大2ヶ月無料(全国140,000ヵ所)
- BIGLOBE Wi-Fi 275円/月 6ギガ以上契約の場合1台無料(全国83,000カ所)
格安SIMでも、WiFi有料オプションの無料期間があるので、いざという時は迷わず申し込みましょう。
誰でも契約できるセキュアWiFiのイチオシは「ギガぞう」⇒VPN接続が可能
全国いたる所にフリーWiFiが整備されて来ました。とても便利なのですが、心配なのがセキュリティです。暗号化されていない通信は傍受されやすく、クレジット情報やパスワード、個人情報が丸見えなので非常に危険です。
「ギガぞう」は、この暗号化されていないWi-Fiに対して「VPN」という技術で通信内容を暗号化し、パスワードや個人情報などの重要な情報を守るサービスが含まれています。
「ギガぞう」を利用することによって、ほぼ全国のフリーWiFiを安全に利用することができます。もちろん、全国各地の高セキュアなWIFiサービスを受けることができます。
<一番オススメ WiFi>
「ギガぞう」 スタンダード 500円/月(ファミリー 858円/月)契約月無料
もちろんノートPCでもVPN接続が出来ます ⇒ パソコンでのVPN設定方法
ちなみに、VPN接続だけのサービスでも月1,256円、1年契約プランでも月570円程度の料金がかかります。
②レンタルWiFiで当月をしのぐ
WiFiスポットだけではムリという方には、レンタルWiFiで当月を凌いではどうでしょうか?
仕事上どうしても安定的にネット利用が必要な方も多いと思います。
- 料金:1日440円プランや30泊31日6,000円プランあり ※キャンペーン中は、もっと安くなっています。
- 申込:24時間365日、 いつでも申込みが可能。また16時までの申込みで当日中に Wi-Fi機器を発送、最短翌日に受取が可能。
③格安SIMの活用 ⇒ データSIMは短期解約してもOK
格安SIMを契約しているなら、追加でパケットデータをチャージして、スマホでテザリングという手があります。
また、現在利用中の格安SIMが、au回線のSIMであれば、WiMAXルーターのSIMを交換して、APN設定を済ませば、利用できます。(最近のWiMAXルーターはSIMフリーがほとんどなので、実際にはドコモ回線SIMでも使えますが、au回線の方が相性が良いです)
<au回線が提供されている主な格安SIM>
- mineo
55円/100MB チャージできるデータ容量の上限は15GB/月(+385円PLUSでパケット放題プランが登場、速度は1.5Mbps)
- BIGLOBEモバイル
330円/100MB 1回の購入につき100MB~最大1,000MB(1GB)
- UQ mobile
データ容量は100MB(220円)、500MB(550円)から選択
- IIJmio
20GB(3,410円)、30GB(5,500円)利用開始月は日割り
毎月のプラン料金と比べると、データ容量追加の料金は割高なので微妙です。
事前にわかっていれば、プラン変更でデータ量の大きいものにする方が安いです。でもプラン変更は前月までに手続きしなければなりません。
また、新たに契約する場合、データ専用SIM(音声通話なし)は最低利用期限が無いことが多く、あっても翌月末までです。解約が簡単で違約金が発生しないので気軽に試せます。
<mineoのパケット放題>
マイネオでは、+385円で、パケット放題PLUSオプションが追加されました。最安1,265円/月で使い放題SIM(1.5Mbps)が手に入ります。mineoは、もともと一定条件を満たせば、夜間(PM11時~AM7時)高速で使い放題になります。パケット放題PLUSとの組み合わせでコスパ最高かもしれません。
mineoショップオンラインなら、Webで申し込んで最短1時間後に店舗で受け取りも可能です!
当ブログではmineoの事務手数料3,300円を無料にするエントリーコードもプレゼントしていますので、詳しくは以下の記事を参考にしてください。
④大容量のWiFiルーターに乗り換える
もしこれを機に新しいWiFiルーターを検討しているなら、安定して使えるものを選びましょう。
現在ご利用のWiMAX2は、おそらく3年契約だと思いますので、簡単には解約できないと思います。更新月以外の解約は、10,450円~20,900円の違約金、あるいはそれ以上の費用が発生してしまいます。
ですから、他社のWiFiサービスへの乗り換えは考えにくいとは思いますが、更新月が近い方には、次のWiFiサービスをオススメします。
hi-ho Let’s Wi-Fi ⇒ 月間200GB超え、端末代0円、海外利用OK
「hi-ho Let’s Wi-Fi」は、サービス中止まで追い込まれた「どんなときもWIFI」の問題点を踏まえて、1日7GBまでの容量制限を行っています。1日で7ギガを超えた場合は128kbの速度になります。
1日7GBは、普通に使えば十分な容量と言えます。最近1日4GBコースもあります。
- 事務手数料3,300円が無料
- 月3,278円~
- ① 1日7GB➡月210GB相当の通信品質確保
- ② 1日4GB➡月120GB相当の通信品質確保
- ドコモ、au、ソフトバンクの電波に対応しているのでエリアが広く、どこでも使える(クラウドSIMにより3回線が使える)
- 海外でも低料金で使える
⑤楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)を利用する
楽天モバイルのRakuten UN-LIMITは、3ヶ月間無料で利用することができます。しかも初期費用は0円、逆に楽天ポイントがもらえるので黒字?になります。
楽天UN-LIMITの説明は以下の記事を参考にすれば簡単に把握できます。
Rakuten UN-LIMIT対応機種を持っているなら、試す価値がある
もし楽天回線に対応しているスマホを持っているなら、即活用できます。
例えば、iPhoneXR以降をもっているなら、楽天回線をeSIMに設定すると、現在利用中の回線と楽天回線の両方が使えます。iPhoneのeSIM側でデータ通信を行いテザリングすれば簡単です。
もちろん、eSIMではなくて、物理SIMをiPhoneに挿すこともできます。
iPhone以外でも対応機種はあるので、一度チェックするのが良いと思います。
WiMAX2+ルーターの速度制限の予防策 ⇒ 端末設定の変更
「ハイスピードプラスエリアの通信を7GB以内に管理したい!」
128kbpsの制限だけは、なんとしても避けたいもの。そこで、これから説明する方法でWiMAX端末の設定を変更しましょう。
Step.1 通信量カウンターの設定を「1ヶ月」にする
まず、月間の「ハイスピードプラスエリアモード」のデータ通信量を把握する必要があります。
WiMAX端末の「通信量カウンター」を1ヶ月に設定しましょう。
- 端末を起動して「通信量カウンター」のメニューをタップ
- ホーム画面の表示設定を「1ヶ月」に設定


Step.2 カウントするデータを「ハイスピードプラスエリアモード」にする
「通信量カウンター」を1ヶ月に設定したら、次はカウントするデータの種類を「ハイスピードプラスエリアモード」だけにします。
- 「通信量カウンター」のメニューを下にスワイプ >> 「データ設定(1ヶ月)」をタップします
- カウント方式の設定を「ハイスピードモード=OFF」「ハイスピードプラスエリアモード=ON」にします
- 最大データ通信量を「7GB」にします
- 通知設定をONにします
- 通知するデータ通信量を設定します(80〜90%の範囲で設定しておくとよいでしょう)





これで設定は完了です。端末によってはさらに、「通知方法」の選択画面がありますが、「ON」してください。
この設定で1ヶ月のau4GLTEを使った通信が7GBを超えそうになったときに、ディスプレイに通知されるようになります。
まめにチェックして7ギガオーバーならないように備えてください。
端末の設定変更の操作に慣れて、「ハイスピードモード」が使える場所で「ハイスピードプラスエリアモード」を浪費しないように気をつけましょう。