
スマホ代を払うなら、少しでもマイルが貯まるサービスを選びたい。
そんな人に気になるのが、ANAモバイルとJALモバイルです。
どちらも「通信料金で航空マイルが貯まる」という点は共通していますが、中身はかなり違います。
ANAモバイルは月額料金の20%がANAマイルとして積算されるシンプルな設計です。JALモバイルは容量別に毎月マイルが付与され、さらに国内線航空券特典、Life Statusポイント、フライトマイルボーナスがつく“JAL会員向け特典型”のサービスです。
この記事では、ANAモバイルとJALモバイルの違いを表で整理しながら、
どっちが貯まりやすいのか
どっちが使いやすいのか
どんな人に向いているのか
をわかりやすく解説します。
結論を先に言うと、
通信費からコツコツ貯めたいならANAモバイル、
国内旅行やJAL特典まで含めて楽しみたいならJALモバイル
という考え方がいちばんわかりやすいです。
目次
ANAモバイルとJALモバイルの違いを一覧比較
まずは全体像をつかみやすい比較表から見ていきましょう。
| 項目 | ANAモバイル | JALモバイル | 有利なのは |
|---|---|---|---|
| マイルのたまり方 | 月額料金の20%をANAマイル積算 | 容量別に毎月固定マイルを付与 | マイル効率はANAモバイル |
| 積算対象 | 基本プラン料金、通話定額オプション、データチャージ代 | 契約プランに応じた毎月マイル | わかりやすさはANAモバイル |
| 追加特典 | ANAマイルを特典航空券やANA SKY コインに活用しやすい | 国内線航空券特典、Life Statusポイント、フライトマイルボーナス | 特典の豊富さはJALモバイル |
| 国内旅行との相性 | 自由に行き先を決めて使いやすい | 「どこかにマイル」特典が目玉 | 特典重視ならJALモバイル |
| 国際線との相性 | 日常の支払いからマイルを積み上げやすい | 国内線向け特典の印象が強い | ANAモバイル |
| 向いている人 | マイル効率重視 | JAL特典重視 | 目的による |
ANAモバイルは、還元率がわかりやすいのが魅力です。たとえば月額2,000円分が積算対象なら、単純計算で毎月400マイル相当がたまるイメージになります(プラン料金+オプション料金など合計)。いっぽうJALモバイルは、同じ2,000円前後でも契約容量に応じた固定マイルなので、「支払額に比例して増える」というより「プランに応じて決まる」仕組みです。
たとえば、通信費を毎月ほぼ一定で使う人なら、ANAモバイルは「今月はいくら払ったから、だいたい何マイル増える」と予想しやすいです。逆にJALモバイルは、毎月のマイルよりもJAL会員向けの特典込みで判断したほうが実態に近いサービスです。
料金比較表
次に、代表的な容量帯で料金を比べてみます。ANAモバイルは細かく容量を選べる一方、JALモバイルは容量区分がはっきりしているため、ここでは近い容量帯の代表プランで比較します。
| 利用イメージ | ANAモバイル | JALモバイル | 有利なのは |
|---|---|---|---|
| 低容量で安く使いたい | 細かい容量設定あり 2GB 850円 / 5GB 1,150円 |
2GB 850円 / 5GB 950円 | 安さはJALモバイル |
| 10GB前後 | 10GB 1,650円 | 10GB 1,400円 | 料金はJAL、マイル効率はANA |
| 20GB〜25GB前後 | 25GB 2,350円 | 25GB 2,000円 | 料金はJAL、マイル効率はANA |
| 30GB〜35GB前後 | 30GB+無制限かけ放題 4,300円(例) | 35GB 2,400円 | 安さはJALモバイル |
料金だけで見ると、低容量帯から中容量帯まではJALモバイルのほうが軽く見えやすいです。たとえば10GBならANAモバイルは1,650円、JALモバイルは1,400円なので、単純な月額ではJALモバイルのほうが安く見えます。
ただし、ANAモバイルは月額料金の20%がANAマイルとして積算されるため、支払額の一部をマイルで回収しやすいのがポイントです。たとえば10GB 1,650円なら毎月330マイル相当、25GB 2,350円なら毎月470マイル相当という見方ができます。
そのため、「とにかく月額を抑えたい人」はJALモバイル、「通信費を払うついでにマイルをしっかり貯めたい人」はANAモバイルという選び方がしやすいです。
【番外編】通信費を見直すなら、話題の「航空系モバイル」もアリ?
「光回線のついでにスマホ代も見直して、トータルの通信費を下げたい」という方、最近話題になっている「ANAモバイル」と「JALモバイル」はご存知ですか?
2026年春に出揃ったこの2つの格安SIMは、「スマホ代を払いながらマイルがザクザク貯まる」という強烈なメリットがあり、ネット界隈でもかなり話題になっています。毎月のスマホ代を旅行の原資に変えられるので、ゲームの合間に旅行に行きたい人には最高の選択肢です。
ざっくりとした料金と「実際にもらえるマイル数」の比較表を作ってみました。
| データ容量 | ANAモバイル (月額 / 獲得マイル) |
JALモバイル (月額 / 獲得マイル) |
違いと特徴 |
|---|---|---|---|
| 小容量 (約5GB) |
5GB:1,150円 (230マイル) |
5GB:950円 (25マイル) |
安さはJALですが、マイル獲得数はANAが約9倍。 |
| 中容量 (約10GB) |
10GB:1,650円 (330マイル) |
10GB:1,400円 (50マイル) |
JALの方が250円安いですが、マイルはANAが約6.6倍貯まります。 |
| 大容量 (約25GB) |
25GB:2,350円 (470マイル) |
25GB:2,000円 (100マイル) |
ここでも「安さのJAL」「圧倒的マイル還元のANA」という構図です。 |
単純な「月額料金の安さ」ならJALモバイルの方が数百円ほどお得です。ですが、ANAモバイルは「利用料金の20%がマイルとして毎月還元される」というぶっ壊れ仕様になっています。
たとえば25GBプランの場合、JALは毎月100マイル固定ですが、ANAなら毎月470マイル(1年で5,640マイル)も貯まります。マイルの価値を「1マイル=約2円」と考えると、実質的なコスパはANAモバイルの圧勝と言っていいでしょう。
光回線と合わせてスマホも乗り換えようと思っている方は、ぜひこの「マイルが貯まる格安SIM」も候補に入れてみてくださいね。
ANAモバイルの特徴
ANAモバイルの最大の特徴は、月額料金の20%がANAマイルとして積算されることです。対象は基本プラン料金、通話定額オプション、データチャージ代で、「スマホ代そのものをマイル化しやすい」のが魅力です。
| 強み | 内容 | 有利なのは |
|---|---|---|
| 還元率がわかりやすい | 月額料金の20%が積算対象 | ANAモバイル |
| 対象範囲が広い | 基本料だけでなく通話定額やデータチャージも対象 | ANAモバイル |
| 貯め方がシンプル | 毎月の支払いに応じて自然に貯まる | ANAモバイル |
| 使い道が広い | ANA特典航空券、ANA SKY コインなどに活用可能 | ANAモバイル |
たとえば、月額1,650円のプランなら20%で毎月330マイル相当、月額2,350円なら毎月470マイル相当という考え方ができます。数字の読み方がとても直感的なので、「細かい条件を覚えずにマイルを増やしたい人」と相性がいいです。
また、ANAマイルは特典航空券だけでなく、ANA SKY コインにも交換できます。「特典航空券を取るほどのマイル数はまだない」という人でも、航空券代の一部に充てる使い方がしやすいのは安心感があります。
JALモバイルの特徴
JALモバイルは、容量別に毎月マイルが決まっているのが特徴です。さらに、国内線航空券特典、Life Statusポイント、フライトマイルボーナスなど、JAL会員向けの特典がついています。
| 強み | 内容 | 有利なのは |
|---|---|---|
| JAL会員向け特典が豊富 | 国内線航空券特典、Life Statusポイント、フライトボーナス | JALモバイル |
| 国内旅行向き | 「どこかにマイル」優遇あり | JALモバイル |
| 料金が比較的軽い | 低容量プランが選びやすい | 低容量ではJALモバイル |
| JALユーザー向き | JAL便を使う人ほどメリットを感じやすい | JALモバイル |
特に目玉なのは、JALモバイル会員限定の「どこかにマイル」クーポンです。JMBアプリ上の専用バナーから、1,500マイルで交換可能で、同一年度内に1回使えます。
JALの通常のどこかにマイルは往復7,000マイルですが、JALモバイル契約者は往復1,500マイルで利用できる特典があるため、国内旅行好きにはかなり魅力があります。
たとえば、JALモバイルの対象プランを使ってコツコツ条件を満たし、1年で1,500マイルを用意できれば、その1,500マイルを「どこかにマイル」クーポンに交換できます。普段からJAL便を使う人なら、毎月のマイル数そのものよりもこの特典のほうが“得した感”を感じやすいはずです。
マイル還元で比較するとどっちがお得?
| 比較項目 | ANAモバイル | JALモバイル | 有利なのは |
|---|---|---|---|
| 毎月の還元方式 | 月額料金の20% | 容量別固定マイル | わかりやすさはANAモバイル |
| 低容量帯 | 料金連動 | 料金が軽い | 安さはJALモバイル |
| 10GB前後 | 料金連動で増えやすい | 音声SIMは毎月10マイル | ANAモバイル |
| 20GB以上 | 高容量ほど積算も増えやすい | 音声SIMは毎月20〜30マイル | ANAモバイル |
| 特典込みの総合力 | シンプルな還元型 | JAL会員特典込みで評価 | 特典重視ならJALモバイル |
純粋に「通信費でどれだけマイルを増やしやすいか」で見ると、ANAモバイルのほうが理解しやすく、実感もしやすいです。JALモバイルは毎月マイルの数字だけを見ると控えめですが、JAL会員向け特典まで含めて価値を判断するタイプです。
たとえば、毎月2,000円前後の通信費を払う人なら、ANAモバイルは単純計算で月400マイル前後のイメージになります。いっぽうJALモバイルの音声SIM 25GBでは毎月20マイルです。したがって、「通信費をそのままマイル化したい」という発想ならANAモバイルのほうが向いています。逆に「年1回のJAL特典旅行に使えればいい」という人なら、JALモバイルの魅力は毎月マイルよりも会員特典側にあります。
国内線航空券で比較するとどっちが有利?
| 項目 | ANAモバイル | JALモバイル | 有利なのは |
|---|---|---|---|
| 使い方 | ANA特典航空券やANA SKY コイン | 国内線航空券特典、「どこかにマイル」 | 使い方次第 |
| 自由度 | 行き先を自分で決めやすい | 特典に遊び心がある | 自由度はANAモバイル |
| 目玉 | コツコツ貯めて使いやすい | 1,500マイルの「どこかにマイル」クーポン | 特典のインパクトはJALモバイル |
| 国内旅行向きか | 堅実 | 特典のインパクト大 | お得感はJALモバイル |
「次の旅行は札幌に行きたい」「福岡に行きたい」と行き先を自分で決めたい人は、ANAモバイルのほうが使い方を組み立てやすいです。
いっぽう、「行き先はおまかせでもいいから、お得に1回旅行したい」という人は、JALモバイルのどこかにマイル特典のほうが満足度は高くなりやすいです。
つまり、国内線での選び方は、
自由度重視ならANA寄り
特典のお得感重視ならJAL寄り
と考えるとわかりやすいです。
国際線航空券で比較するとどっちが有利?
| 項目 | ANAモバイル | JALモバイル | 有利なのは |
|---|---|---|---|
| 貯まりやすさ | 月額料金の20%で積み上げやすい | 固定マイルで積み上がりは緩やか | ANAモバイル |
| 使い道 | ANA特典航空券、ANA SKY コイン | JAL特典航空券 | 柔軟性はANAモバイル |
| 向いている人 | 長期でしっかり貯めたい人 | JAL便中心の人 | 国際線重視ならANAモバイル |
たとえばハワイやアジア方面など、国際線特典を目指すなら、必要マイルが大きくなるぶん毎月の積算差が効いてきます。JALモバイルは国内線向けの魅力が目立つので、通信費から長期で国際線を狙うなら、ANAモバイルのほうが現実的に感じやすいです。
データ使用量別に見るおすすめ
| 毎月の使用量 | ANAモバイル | JALモバイル | 有利なのは |
|---|---|---|---|
| 3GB前後 | 20%積算でコツコツ型 | 低容量の料金が軽い | 節約ならJALモバイル、マイル効率ならANAモバイル |
| 10GB前後 | マイル効率を感じやすい | 音声SIMは毎月10マイル | ANAモバイル |
| 20GB前後 | 高容量で強みが出やすい | 音声SIMは毎月20マイル | ANAモバイル |
| 30GB以上 | 料金連動の強みが大きい | 音声SIMは毎月30マイル | ANAモバイル |
3GB前後しか使わない人は、JALモバイルの低容量プランで月額を抑えつつ、JAL特典を楽しむ選び方が合います。
10GB以上使う人は、支払い金額に応じて積算されるANAモバイルのほうが「払った分だけ貯まっている」実感を得やすいです。
20GB〜30GB以上の人は、通信費のボリューム自体が増えるので、ANAモバイルの20%積算がより効いてきます。
貯めたマイルの活用方法を比較
| 活用方法 | ANAモバイル | JALモバイル | 有利なのは |
|---|---|---|---|
| 国内線特典航空券 | 使いやすい | 使える | 使い方次第 |
| 国際線特典航空券 | 使いやすい | 使える | 使い方次第 |
| 独自の魅力 | ANA SKY コインに交換しやすい | どこかにマイル特典 | 堅実さはANA、楽しさはJAL |
| 向いている使い方 | 堅実に旅費へ回す | 旅行イベントとして楽しむ | 目的による |
ANAマイルはANA SKY コインにも交換できるので、「特典航空券に届く前のマイルも活かしやすい」という強みがあります。JALモバイルは、通常の特典航空券に加えてどこかにマイルという独自の楽しみ方があるのが魅力です。
たとえば、ANA側なら「特典航空券までは届かないけれど、少しでも航空券代を下げたい」というときにANA SKY コインが便利です。JAL側なら「今年はどこか1回、国内旅行に行ければ満足」という人に、どこかにマイルが刺さりやすいです。
ANAモバイルが向いている人
ANAモバイルが向いているのは、毎月の通信費から効率よくマイルを貯めたい人です。還元ルールがシンプルで、使い道も特典航空券やANA SKY コインまで広く、長く続けやすいのが魅力です。
たとえば、
「飛行機に頻繁に乗るわけではないけれど、固定費からマイルを増やしたい」
「国内線だけでなく国際線も視野に入れたい」
という人には、ANAモバイルのほうが合いやすいです。
JALモバイルが向いている人
JALモバイルが向いているのは、JAL便を使う人、国内旅行が好きな人、JAL会員特典に魅力を感じる人です。毎月のマイル数だけを見ると派手ではありませんが、国内線航空券特典、Life Statusポイント、フライトマイルボーナス、どこかにマイル特典まで含めると、JALユーザーにはかなり満足度が高い設計です。
たとえば、
「年1回は国内旅行したい」
「JALアプリやJMBをよく使う」
「マイルの効率より、JAL会員としての楽しさも大事」
という人は、JALモバイル向きです。
結論
ANAモバイルとJALモバイルは、どちらも“マイルが貯まる通信サービス”ですが、選び方はかなり違います。
通信費から効率よくマイルを貯めたいならANAモバイル。
国内旅行やJAL特典まで含めて楽しみたいならJALモバイル。
整理すると、
・マイルの貯まりやすさはANAモバイル
・国内線の特典インパクトはJALモバイル
・高容量ほどANA有利
・JAL便を使う人ほどJALモバイルの満足度が上がる
という違いがあります。
迷ったら、
10GB以上使ってマイル効率を重視するならANAモバイル、
低容量で安さも見ながらJAL特典を楽しみたいならJALモバイル
という選び方で大きく外しにくいです。
