OCNモバイルONEは、NTTの子会社であるNTTコミュニケーションズが提供している格安SIM会社です。NTTグループということもあって、安心感があります。

 格安スマホを底値とも投げ売りとも言える価格で販売しているOCNモバイルONEですが、格安SIMの通信サービスそのものも、どういった内容なのかを解説していきます。

OCNモバイルONEのメリット・デメリット

メリット
  • スマホが他社より1万円以上安く、キャンペーンだと90%OFFも
  • 低速モード・節約モードが安定していて、容量無制限で使える
  • 電話オプション850円で、3人まで無制限に通話できる
  • 通話SIMの最低利用期間が6ヶ月で短い(他社は12ヶ月が主流)
  • Amazon Music、Spotify、AWA等をデータ消費なしで使える
  • 名義変更(譲渡)ができる
  • 口座振替での支払いにも対応
  • IP電話「050plus」を安く利用できる
デメリット
  • 速度が他の格安SIMと比べて遅い(少しずつ改善されてはいる)
  • 月額料金が少し高め

OCNモバイルONE 月額料金とその他費用

 NTTグループということもあって、プランは全てdocomo回線です。

 他のMVNO(格安SIM会社)では、「マルチキャリア」や「トリプルキャリア」で、ドコモ、au、ソフトバンク回線を複数扱っているところも増えています。

 マルチキャリアはIIJmioやBiglobeモバイル、トリプルキャリアはmineo、LINEモバイル等があります。

 SIMはOCNモバイルONEが提供し、スマホ本体はgooSimsellerが販売を担当しています。

OCNモバイルONEの月額料金プラン(コース)

 OCNモバイルONEの料金プランは、大きく2つのパターンがあります。

① 1日単位で使えるデータ量が決まっている「日単位コース
② 1ヶ月単位で使えるデータ量が決まっている「月単位コース

「日単位コース」は余ったデータを翌日に持ち越せます。また「月単位コース」の場合は、翌月まで持ち越せます。

プラン(データ量)の変更は、月1回無料で変更が可能で、翌月1日に適用されます。

初月の月額料金は無料です。また初月にプランを変更することも可能です。

1日で110MB利用のイメージ

月額料金 データ量

データSIM

(SMS対応+120円/月)

900円(1020円)

110MB/日
1380円(1500円) 170MB/日
1100円(1220円) 3GB/月
1450円(1570円) 6GB/月
2300円(2420円) 10GB/月
4150円(4270円) 20GB/月
6050円(6170円) 30GB/月
通話SIM(音声対応SIM) 1600円 110MB/日
2080円 170MB/日
1800円 3GB/月
2150円 6GB/月
3000円 10GB/月
4850円 20GB/月
6750円 30GB/月

その他の費用

初期費用

「スマホセット」申し込みの場合:初期手数料:3,000円   SIMカード手配料:394円

「SIMのみ」申し込みの場合:300円~           SIMカード手配料:394円

(初期費用のことを、「初期手数料」とか「パッケージ費用」と言い換えることがあります。)

オプション関連

かけ放題オプション

 通話料金:30秒20円 OCNでんわアプリを使うと30秒10円になります。さらに、以下の3種類のかけ放題オプションでお得な通話料金になります。

① 10分かけ放題:月額850円

  • 10分以内の国内通話かけ放題で、1回10分超過後の通話料金は30秒10円

② トップ3かけ放題:月額850円

  • 国内通話料上位3番号への通話料金が無料、上位3番号以外の通話料金は30秒10円

③ かけ放題ダブル(10分かけ放題+トップ3かけ放題):月額1,300円

  • トップ3かけ放題に加えて、4番目以降の人に対しては10分かけ放題、超過後の通話料金は30秒10円

端末サポート

グーの端末補償」:月額430円。スマホセットを購入と同時に申し込む必要があります。

あんしん補償」:月額500円。手持ちのスマホ端末に音声対応SIMを利用する場合でも補償の対象になります。

IP電話「050plus」

 利用料金は150円(通常は300円)。050plusを使うと固定電話へは3分8円携帯電話へは1分16円での通話が可能。050plus利用時はパケットデータは消費しない「カウントフリー機能」が適用されるので、たとえ高速データ量が上限を越えていても低速モードにはならないメリットがあります。

OCNモバイルONEの評価・評判

OCNモバイルONEはスマホを激安で購入できる(通話SIM+スマホ)

 OCNモバイルONEはNTTコミュニケーションズが運営するMVNO(格安SIM会社)です。NTTグループなので、取り扱っている回線はドコモ回線のみです。OCNモバイルONEは、格安SIM業界では老舗に分類され、ユーザー数は100万を越え業界上位のシェアを占めています。

OCNモバイルONEはの通常価格は他社MVNOのキャンペーン価格より安い

 月額料金は、他社と比べて特に安いというわけではなく、むしろ少し高めかもしれません。ただ、2017年頃からスマホセットを販売するようになり、このスマホが大幅値引きということもあって、人気が上昇しています。このスマホセットは、音声通話SIMの同時契約が必要になります。

 OCNモバイルONEの通常のスマホ端末価格は、発売直後の新製品であっても、他社よりも1万円~2万円以上安いことが多いです。ですから、基本的にいつ購入したとしても損はありません。

OCNモバイルONEキャンペーン期間中は、投げ売り、叩き売りの破格になる

 ただ、キャンペーンが割と頻繁に開催されるので、このキャンペーンセール期間中は、90%OFFあるいはそれ以上の投げ売り価格、叩き売り価格とも言える破格での購入が可能です。

 それが型落ち品ばかりの安売りではなく、むしろ新製品をこんなに安く? と思ってしまう程に新機種が安いんです。

 NTTグループなので、スマホ端末販売での利益をほぼゼロの原価で販売し続ける力があるからだとは思いますが……。原価を割っているのでは?……と思うこともあります。

 気になる方は、まめにチェックするとイイです ⇒ OCNモバイルONEの格安スマホ

OCNモバイルONE「最低利用期間」が短い(通話SIM)⇒「しばり」短い

OCNモバイルONE:6ヶ月、他社MVNO:12ヶ月

 お得なスマホセットを購入するためには音声通話SIMの同時契約が必要になります。そこで気になるのが最低利用期間です。

 OCNモバイルONEに限らず、MVNO(格安SIM会社)では通話SIM(音声対応SIM)に最低利用期間を設けています。そしてMVNO各社の一般的な最低利用期間は、12ヶ月です。この期間内に解約あるいはMNP転出すると解約料として1万円前後請求されます。

 それに対して、OCNモバイルONEでは最低利用期間を6ヶ月という短い期間に設定しています。もちろん最低利用期間を過ぎれば、特に縛りはありません。解約もMNP転出も自由に出来ます。

OCNモバイルONE「低速モード(節約モード)」は実用的&容量無制限

 Android、iOS対応の「OCNモバイルONEアプリ」を使えば、低速節約モード/高速モードのON/OFFの切り替えがワンタッチで行えます。特に回数制限がありませんので、1日に何回でも切り替えることができます。しかも、低速節約モードだとデータ量はカウントされず無制限に使うことができます。

 他社MVNOによくある3日間制限はありません。また、この「OCNモバイルONEアプリ」自体は低速モード・高速モードに関わりなく、高速モードで動きます。

「低速・節約モード」は常時200kb以上のスピード、YouTubeも低画質で連続

 低速モード(節約モード)は最大200kbとなっていますが、実行速度はもっと出ます。平均300kbには至りませんが、安定して200kb以上出ていますので、Yahooのトップページなら割とサクサク、YouTubeもスマホ画面の大きさ程度なら十分見れます。もちろん高速モードに比べてモッサリしていますが、流しておく分には問題なく長時間視聴できます。

 インターネットラジオやLINE、メールの文字中心のやり取りなら、わざわざ高速データを消費するよりも低速モードで節約する使い方が賢いと思います。アプリで簡単に切り替えが出来るのでオススメです。

 逆に高速モードでなければダメなことって少ないと思います。

簡単に節約モードのON/OFFができる

「低速・節約モード」のバースト転送

 この低速モード(節約モード)ですが、一役買っているのが「バースト転送」と呼ばれるもので、簡単に言うと低速通信時においても、通信の最初の数秒間だけ高速通信速度でデータ通信できる機能です。

 このOCNモバイルONEの「バースト転送」機能が他社MVNO(格安SIM会社)のそれよりも優れていることで、実用性がアップしているようです。

OCNモバイルONE「MUSICカウントフリー」料金無料

 対象のサービスならどれでも、通信容量がかからず楽しむことができます。

 高速パケットと同じスピードで安定して楽しむことができ、しかもパケット消費がゼロ。「MUSICカウントフリー」が無料で提供されています。

 対象サービスは、Amazon Music(Prime Music、Amazon Music Unlimited)、ANiUTa、AWA、dヒッツ、Google Play Music、LINE MUSIC、Spotify、ひかりTVミュージック。

 注意点は、申し込みが必要です。火曜日から月曜日までの申し込み分について、水曜日に適用開始になります。申し込み直後に適用されるわけではなく、タイムラグがあるので注意してください。

カウントフリー対象サービス

OCNモバイルは名義変更(譲渡)が可能:他社ほとんど対応不可

 名義変更は主に、①契約者本人が亡くなり誰かに引き継ぐ場合、②結婚などをして改姓した場合、③第三者に譲渡るする場合がありますが、①②についてはMVNO各社(格安SIM会社)で対応してくれます。

 しかし、③第三者に譲渡るする場合は、ほとんどのMVNOが対応してくれません。OCNモバイルONEはその数少ない対応可能なMVNOです。

 実際に名義変更(譲渡)ができないと困りますよね。例えば、子どもが独り立ちする時に、電話番号を引き継いだまま、親の名義をスムーズに子どもに変更したいものです。

 この件に関しては記事にしてますので参考にしてください。⇒ 名義変更できる格安SIM会社

OCNモバイルONEは口座振替に対応して手数料も無料

 OCNモバイルONEは、口座振替に対応してくれる数少ないMVNOです。しかも手数料は無料。対応窓口に電話をして書類を送ってもらいます。手続き完了までには数週間かかります。

 UQモバイルと楽天モバイルはWEB申し込みでの口座振替に対応しています。楽天モバイルは手数料100円です。BIGLOBEモバイルはデータSIMのみ口座振替に対応しています。手数料は200円です。

OCNモバイルONEユーザーなら、87,000ヵ所の公衆無線LANを無料で利用可

・追加料金不要で利用可能
・外出先での通信量が節約できる
・高セキュリティで安全にWi-Fi通信
・全国約87,000のOCNモバイルONEアクセスポイント

容量追加オプションは「月単位プラン」「日単位プラン」に違いがある

 データ容量を増やすことができる「容量追加オプション」がある。内容は「月単位プラン」と「日単位プラン」に違いがあります。

月単位プランの場合:容量0.5GBにつき料金は500円。1ヶ月に5.0GBまで追加が可能。

日単位プランの場合:料金500円で当日に限り高速データ通信が無制限となります。1ヶ月6回まで可能。

注目は、日単位プランの追加オプション。500円で使い放題は嬉しいサービスです。

OCNモバイルONEの通信速度はどちらかというと遅め

 通常の使用には特に問題はないのですが、平日の昼がスピードが遅くなります。それと夕方~夜にかけても昼ほどではないですが、遅くなります。

 自宅にWIFIがない方は「OCNモバイルONE」は向いてないかもしれません。

まとめ

 OCNモバイルONEの申し込みのほとんどが、スマホセットとのことです。

 確かにスマホセットの割引価格は魅力的ですが、それ以外のメリットも沢山あります。通話SIMのしばりも6ヶ月で他社よりも緩いので、一度利用してみてはいかがですか。

 キャンペーンも頻繁に開催していますので、時々チェックしてみると良いと思います。

OCNモバイルONE/OCN光

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